原稿用紙の使い方 第3回
今回は文章を書き進めていく際の「、」を打つ箇所ついて学んでいきましょう。各参照例を参考にしながら進めてください。
@主語のあとに打つ場合
ただし、短文の場合は「、」を打たないで続けることがあります。 (参照例@)
参
照
例
@
彼
は
、
大
学
生
で
あ
る
。
彼
は
大
学
生
で
あ
る
。
Aひとつの主語にふたつ以上の述語がある場合
(参照例A)
参
照
例
A
私
は
、
大
学
で
多
く
の
友
人
に
囲
ま
れ
、
彼
ら
と
語
り
、
人
間
と
し
て
成
長
し
た
。
B語句をふたつ以上並べる場合
(参照例B)
参
照
例
B
優
し
く
、
丁
寧
に
、
人
と
接
す
る
。
C文意が変わることによる読み誤りを避ける場合
ふたつの例文を比較してみましょう。(参照例C)
参
照
例
C
彼
は
驚
い
て
、
立
ち
去
っ
て
い
く
彼
女
の
あ
と
を
追
っ
た
。
※驚いたのは彼女ではなく彼であるという意味になる。
彼
は
、
驚
い
て
立
ち
去
っ
て
い
く
彼
女
の
あ
と
を
追
っ
た
。
※驚いたのは彼ではなく彼女であるという意味になる。