こひつじの学び日記 2018年5月

 ティリッヒ学習会
 「生の冒険」ポール・トゥルニエ
 冒険とは何かについて続けて探究。
 トゥルニエによれば、まず冒険は自己表示であり自己実現であるという。そこで神の自己表示を考える。神の自己表示は多様性に満ちている。よって被造物である人間もまた多様性に満ちる存在だといえる。人間は神によって自己実現を図る。安住は禁物だ。一方で、自己実現には危険も伴う。よって、自己実現には当然ながら勇気を必要とする。このことをティリッヒは「リスクを冒す勇気は不安を超越するもの」と説明している。やはり冒険とは極めてダイナミックなものなのだ。

シスターとの学習会
 信仰生活の大半において随分とお世話になる。次にお会いした折、何からお話ししようか。忙しさにかまける自分が情けない。



2018/6/19更新